コラム

故 与謝野 馨 元衆議院議員「お別れの会」を終えて

2017/07/18 1:03 に 早尾恭一 が投稿   [ 2018/07/12 21:04 に更新しました ]

  
 7月5日「故 与謝野 馨 元衆議院議員 お別れの会」が行われました。

 私にとっては政治の父との別れとなりました。私を政治の道へ導いてくださったのは与謝野先生です。その思いもありこれまで、与謝野先生の所属(自由民主党→たちあがれ日本→無所属→自由民主党)が変わる毎に、私も政治行動をともにしてきました。

 また、私の父の代から故 川俣光勝 元東京都議会議員、故 稲垣憲三 元千代田区議会議長をはじめとする地域の皆様とともに、与謝野先生を総理大臣にしよう!と心から願って支援をしてきたことも懐かしく思い出されます。

 これまでの与謝野先生との思い出の中で、とても印象に残っている出来事があります。

 平成23年1月12日。当時、世間では与謝野先生が菅政権に入閣するのでは?という噂が囁かれていました。その日、3か月後に区議会議員選挙(統一地方選)を控えていた私は、今後についてのご指導をいただきに、会派の議員らとともに四ツ谷にあった与謝野事務所を訪れました。

話し合いがひと段落したところで、私は思い切って「まさか、入閣されるなんてことはあるのでしょうか?」と尋ねました。与謝野先生は私の質問に顔色一つ変えず「入閣は99%ないよ。」と断言され、加えて唐突に田中角栄先生の話をされました。「大きな派閥の長になる人は『母性』の人なんだよな~。全てを受け入れ抱えてくれる母親の愛のような。」。

 その5日後、与謝野先生の入閣のニュースが流れました。一瞬、自分の耳を疑いましたが、今から考えると、入閣の可能性は少なくとも1%はあったこと(100%ないとは言わなかったこと)、また先生自身、自分は母性の人ではない(むしろ『父性』の人であり後ろ姿で導く父親の愛を示すことしかできない)ということを伝えたかったのではないかと感じています。

一方で、私にとっては3か月後の区議選は大変なものとなりました。入閣に伴い与謝野先生がたちあがれ日本を離党されたことで、それまで選挙のために準備をしていた、たちあがれ日本の与謝野先生との二連ポスターを破棄し、無所属として再作成することを余儀なくされ、また世間の風当たりも強く、与謝野先生の名前のあるポスターの掲示を断る支援者も少なくありませんでした。そのような状況の中でも無事に無所属で当選させていただけたことには、ご支援くださった皆様方に本当に心から感謝の思いしかありません。そして今なお感じることは、一見、党を渡り歩いたように見える与謝野先生ですが、先生としては「この国を何とかしなくてはならない。後世にツケを回すわけにはいかない。」という一念を貫き、その一点ではご本人には何のブレもなく政治の道を歩いただけのことなのだろうな…ということです。

晩年の与謝野先生は、現役最後まで社会保障と税の一体改革に取り組まれていましたが、現在の社会保障費はおよそ32兆円、一般歳出の3分の1を占めるような状況となっています。この状況を思うとき、以前、国政報告会で、この国の社会保障の在り方について語っておられたことを思い出します。北欧の高福祉を望むのであれば、国民はそれだけ高負担(納税等)をする必要があること、日本はそこまで(北欧レベルの福祉を)目指すべきなのか疑問である、日本には日本に適した社会保障のかたちをまず決めなくてはならないとおっしゃっていたことです。

 与謝野先生から教えていただいた、自分自身の政治理念、価値観をしっかりと据えてぶれずに取り組むこと、また広く国民の益となるよう描いたビジョンに向かって何をどのように整えなくてはならないか、考え行動する政治への姿勢は、今後私が基礎的自治体の議員としてそれらを引き継いでいくことで、政治の道の父である先生への供養につながると考えています。

 お別れの会を終えて、今あらためてそのような思いを胸に、引き続き努力精進いたしてまいります。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします

都心千代田の課題とビジョン

2017/01/01 3:51 に 早尾恭一 が投稿   [ 2017/07/18 0:59 に更新しました ]

 千代田区は「教育と文化のまち」を旗印に、歴代の遠山景光区長、加藤清政区長、木村茂区長の尽力によってその歴史が刻まれてきました。これまでの守るべき部分は尊重したうえで、時勢に応じるべき部分は変えていく姿勢が新しくも安定的な区政を創ることにつながります。区長選を控えた今、思うことは「(自民党の基本理念は踏まえるものの)自民党の区長をつくるのではない、区民が区民のための区長をつくる」という目的の本質を見失わないことです。

 区議として39年半、区政に携わる中で感じている喫緊の課題は数多くあります。そのなかでもまず迅速に取り組むべきは、継続的に増加している本区の人口に関連した対策です。特に今後も年少人口の急激な増加とともに、老年人口や単独世帯・夫婦のみ世帯の漸増が続くことから、子供から高齢者まで誰もが安心して暮らせる、教育と文化のまちという宣言にふさわしい対策が必要であることを痛感しています。加えて、区政を支える基盤の安定化についても、職員定数の適正化と提供サービスの質の確保、民間開放の検証、未利用地の利活用、6出張所・8小学校区体制の堅持など、これまで議会側の視点から多くの課題を捉え、議論や考察を重ねてきました。 

 では、それらの課題を改善・解消へと導くビジョンは何か。まずは人口推計の増加規模を見据え、今後の根本的な指針となる基本構想を構築することが重要です。その基本構想の理念に基づいた具体的な施策としては、20年後に頂点を迎える年少人口に焦点をあてた対策、つまり待機児童対策や既存小学校の拡充、保育・教育・保健医療といった多方面からの子育てへの支援施策の維持・推進があげられます。また、高齢者施策では医療と介護の連携の推進を至上命題として「ときどき入院、ほぼ在宅」が可能となる仕組みづくり、例えば訪問看護の充実のほか、本区にまだない老健(介護老人保健施設)と同等の機能を区内にもたらすことが目指されるべきと考えます。同時に障害者施策では、当事者家族との意見交換の場を設けその充実を図っていく取り組みが必要です。さらに約82万規模の昼間人口を預かる区としても、有事の際の安全確保に向けた防災計画への注力は優先施策です。一方、区の財政面においては、その健全性の堅守のために必要な検証には積極的に取り組み、区民から預かる税金が真に区民のためになる活かし方を追求していく必要があります。

千代田区に生まれ育ち、私自身も子供を育て暮らしていくなかで、歳月を重ねるごとにふるさとへの愛着はより一層深まっています。だからこそ区政の基盤をしっかりと整えその安定化を図り、安心して次世代へのバトンを渡せるような区政にしたい。その一念は岩をも通すという思いです。

万里一空の思い

2016/09/25 21:40 に 早尾恭一 が投稿   [ 2017/01/01 4:12 に更新しました ]

   早いもので今年も秋を迎えようとしています。今年は天災が続いており、月に発生した熊本地方を震源とする地震や、先般の北海道や東北地方での台風による被害など、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く安心した暮らしを取り戻せることを心より祈念申し上げます。特に熊本地震では、震度7レベルの地震が度発生したという想定外の状況からも、区政においても今後そのような事態をも考慮した対策を講じていく必要性を感じているところです。

さて、昨年春の改選後、区民のためになる区政にしていくために、区議会の果たす役割を最大限に活かしていくための在り方を議員間で模索してまいりました。そしてさまざまな熟考の末、会派「新しい千代田」は自由民主党の党籍を再び持つ運びとなりましたことをご報告させていただきます。

会派は名称を「自由民主党新しい千代田」として引き続きこれまで通りの活動をおこない、議会内では「自由民主党議員団」と「自由民主党新しい千代田」は事前協議を重ねて協調して歩むということになります。元々は、与謝野馨代議士(当時)の離党に伴い自由民主党を離れたという経緯もあり、今回の件については事前に自由民主党千代田総支部の幹部の方々とともに与謝野事務所を訪れました。与謝野氏は筆談で対応され、「私は大賛成です。千代田の区政を安定させるために自民の10人とともに共同、協調の精神でやっていただきたい。」と記し、我々の行動に背中を押してくださいました。これからもより一層、区民のためになる区政を展開できるよう努めてまいりますので、ご理解のほどを何卒お願い申し上げます。

 この夏はリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催され、多くのアスリートが懸命に競技に打ち込む姿に心を打たれました。今春の地元小学校の卒業式での校長先生の講話の中に、「過去と相手は変えられない。変えられるのは今の自分のみ。」という内容のお話がありました。大リーガーのイチロー選手や松井選手の言葉を引用しつつ、一流のアスリートは他人の成績や批評にとらわれず、常に今の自分と向き合っていること、その今の自分の努力の積み重ねがやがて未来となっていくこと。だから未来を変えたければ、今の自分が変わるしかないということを子供にも理解できるようにお話しされていました。

今を変えることが、未来を変えることにつながると思うと、常に未来をどのようにしたいか、どのようにあるべきかを考えて、今、目の前にあることに一生懸命取り組んでいく必要があります。区政における一つ一つの案件についても、そのような志で丁寧に臨んでいきたいと肝に銘じております。引き続き皆様からのご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

生徒の学力と内申の地域間格差について

2016/09/09 2:08 に 早尾恭一 が投稿   [ 2017/01/01 4:14 に更新しました ]

 昨年3月、本区の中等教育の在り方検討会から報告書が提出されました。これは、平成14年度に策定された「千代田区の中等教育将来像」に掲げた施策の成果と課題の検証を踏まえ、今後の千代田区の中等教育の在り方についての方向性がまとめられたものです。

 報告書では、麹町中学校を「国際教育推進校」、神田一橋中学校を「情報教育推進校」として特色ある学校づくりを進めるとともに、「学校選択性の導入」によってそれら特色のさらなる推進に取り組み、学校が活性化したとされています。しかしながら区立小学校第6学年児童を対象としたアンケート(平成2510月実施・総数391名)では、「どのような学校に通いたいと思いますか」という質問に対する回答の選択肢14項目のうち、一番多かった回答は「部活動(文化部・運動部)や行事がさかんな学校」となっており、公立希望・九段希望ともにそれぞれ40%以上の児童がそのように回答していました。部活動の充実や活性化を図ることは、区立小学校から区立中学校への進学率向上への大きな鍵となる部分ともいえます。(公立希望(九段以外)の児童では「日本や外国のことを教えてくれる学校」は8位、「コンピューターやインターネットについて教えてくれる学校」は9位でいずれも10%台)

そのほか報告書では、人格の形成において大切な小学校・中学校の9年間の教育を見通した連携が重要であると述べられています。もともと敷地が離れているため物理環境的に難しい区立の小・中学校間の交流ですが、例えば小中連合陸上競技大会は児童と生徒が一堂に会し、連携・交流できる貴重な機会としての役割を果たしてきました。ここ数年、国立競技場の改修工事を機に中学校においては大会そのものの開催もなくなっていますが、児童や生徒同士が区立学校間の横のつながりを認識するとともに、特に児童にとっては中学への憧憬をはぐくみ、その実際に触れることができる貴重な機会としての役割があったのではないかと感じています。

 一方、中等教育における学習面での評価については、平成14年より全国的に「集団に準拠した評価」つまり従来の『相対評価』から、「目標に準拠した評価」、いわゆる『絶対評価』へと変更されています。

 東京都教育委員会では統一した学力テストを5教科でおこない、都下全体の学力、得点獲得力をみていますが、中学校を対象とした平成27年度の同テストの結果では、正答率の本区の平均は数学71.5%(全体平均56.2%)、国語66.4%(同54.1%)、英語75.2%(同59.0%)と、いずれも都下で一番高く、しかも全体平均をかなりの割合で上回る結果となっています。そうなると本区における絶対評価では、高く評価される生徒が多いのか?という発想がまず浮かぶのですが、実際にはそうとも言えない現状となっています。東京都教育委員会が各公立中学の成績分布状況、つまり評定の分布状況を公開し、評価の信頼性や客観性が保たれるよう取り組んでいますが、東京都全体の平均的な評定分布と本区の各中学校の評定分布は、グラフ化すると同じような曲線を描いています。つまり「3」が一番多く、その両脇へ行くほど減っていく、山なりのグラフです。評定は、学力だけを評価するものではないため、「関心・意欲・態度」などを総合的に評価するとそのような結果になるということも考えられますが、客観的な指標としての学力調査の結果、水準の高い集団の中における絶対評価にしては、その分布状況が都の平均に近いという点に、妙な感じがしなくもありません。

 特に昨今の高校入試の状況は、少子化の進展もあり複雑になってきています。都政改革で都立高校の復権が謳われ、経済情勢もあいまって都立志向に拍車がかかっています。ご存知の通り、都立入試では内申点が非常に重要なポイントとなります。また、できるだけ希望の都立高校にチャレンジするために、私立高校の併願優遇制度を利用する場合などは、内申点が基準を満たすかどうかが鍵となります。それくらい、高校入試には内申点が直結しており、そしてそれらが進路選択に及ぼす影響は大きなものとなっています。 

私自身も本区の区立中学の出身ですので、是非とも在来型中学校には頑張ってもらいたい、応援をしたい、というのが本音です。しかし巷で「千代田区は内申が渋い」という声を耳にするたび、内申点が取りづらいことが在来型中学校への進学希望が増えないことにつながらないか危惧されるところでもあります。

  そこで今回の質問では、区立中学校への進学の推進にあたっての今後の中等教育の方向性についての確認とともに、小中陸上大会の開催の見通しについて、また生徒の学力の評価に関して区としては現状どのように把握しどう捉えているか、高校の入学者選抜へ与えている影響も踏まえた視点での答弁を求め、質問をしました。

公共工事入札の 現状とその方向性

2016/09/05 1:27 に 早尾恭一 が投稿   [ 2017/01/01 4:15 に更新しました ]

 バブル崩壊後の構造改革以降、公共事業の削減をはじめとしたコスト縮減策が推し進められ、地域の中小建設業者はその煽りを受け経営困難を余儀なくされてきました。さらにはコスト縮減の影響から低賃金化も進み、建設技能労働者においては若年層の減少による人的資源の確保・育成の点でも深刻な問題が生じています。

建設業界がそのような長年にわたる疲弊と課題を抱える状況のもと、東日本大震災以降、被災地の復興工事以外にも全国各地での防災対策、学校等の老朽化対策、インフラ整備など公共工事の需要が急増しています。しかし長年の疲弊が残る状況下では、それらの工事を担うだけの経営的・人材的な体力が不足しており、需要があっても結果的に入札をする業者がいない「入札不調」の発生が全国的に問題となっています。

本区においても入札不調は発生しており、そのような課題を改善する対策の一つとして201410月から『千代田区公契約条例』を施行、公共工事や公共サービスの下請負者にも適正な労務対価としての賃金が行き渡るよう、労働環境を確保することが定められました。公共工事の発注は、規模の大小を問わず、区民のニーズや暮らしの安全に緊急性を要するものからおこなうことが大切です。したがってその判断基準を明確にしていくとともに、公契約条例の着実な運用が図られているか、今後の確認が重要となります。

また、平成27年度からの『ちよだみらいプロジェクト(千代田区第3次基本計画2015)』における施設整備計画では、既存施設の機能更新には今後多額の費用がかかることが予測されています。老朽化に伴う改修・改築工事と、行政ニーズに伴う新たな公共工事とを並行して実施していくためには、綿密な見通しが必要です。

入札不調の増加理由の一つに専門的な技術者の不足が叫ばれていますが、公共工事の設計から施工過程まで、公共建造物の品質や安全性の確保は最優先事項です。その大前提のもと、費用との兼ね合いの中で不要不急の案件を見直し、区民の皆さんの安全な暮らしや公共の利益のために必要性が高いもの、急を要するものから着手するよう計画を再度整理する必要性について質問しました。

球道即人道

2015/10/25 8:47 に 早尾恭一 が投稿   [ 2017/01/01 4:16 に更新しました ]

 今春の統一地方選挙では皆様に区議会へ送り出して頂き、おかげさまで3期目を迎えることができました。あらためまして、この場をお借りして多くのお力添えに心より感謝申し上げます。
 改選後の議会内人事において、私は議会全体の運営を行う「議会運営委員会」に入ることとなりました。また、常任委員会では「地域保健福祉委員会」の副委員長、特別委員会では「公共施設整備委員会」「マンションと地域コミュニティ活性化委員会」、附属委員会の「消防団運営委員会」において委員を務めています。このように広範な委員会に携わる中で、区民の皆さんの暮らしの中での課題を少しでも改善・解決し、区政全体を良い方へ動かしていけるようにとの思いで日々精一杯努めております。

 さて、夏の風物詩の一つ、高校野球(甲子園)では今年は早実の清宮選手が活躍し、同様に1年生ながら活躍した選手としてPL学園のKKコンビがよく紹介されていました。その中で当時の中村監督(PL学園)が「球道即人道」を座右の銘とし、野球を通して立派な社会人になって欲しいとの思いで指導されていたことを知りました。

この言葉を聞いて、私はアニメ「巨人の星」の最終回を思い出しました。魔球を投げ過ぎ、左腕の破滅と引き換えに完全試合を達成し倒れた星飛雄馬に向かって、父・一徹が「お前は野球という一つの人生の道場で栄光の星を手にした如く、これから先も己自身の人生を立派に歩いていくだろう。」と言ったシーンです。厳しすぎる一徹の親の愛を垣間見るとともに、どんなことでも一生懸命に一つの道を究めて得たものは、人生で起こるその他のことに通ずる力になる…ということが子供心にも伝わってきました。青少年の育成について検討する際にも、大切にしなくてはならない理念をしっかりと据えて取り組んでいきたいと感じています。引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

がん検診受診率向上と生活習慣病予防について

2015/10/25 8:33 に 早尾恭一 が投稿   [ 2017/01/01 4:17 に更新しました ]

 国のがん対策基本計画に掲げられていた「2015年までに、75歳未満のがんの年齢調整死亡率を20%減少させる」という目標の達成は困難、との見解が去る5月に報告されました。目標達成が困難となった要因は、おもに「喫煙率の低下が進まなかったこと」と「がん検診受診率の向上が進まなかったこと」であると分析されています。

本区では、5ヵ年計画(平成2428年度)である保健福祉総合計画に基づき、その行動計画として「改訂 健康千代田21」が示され、「①生活習慣病の予防」「②がんの予防」「③歯や口の健康づくり」「④心の健康づくり」の4つの重点課題について、区民の死亡原因の第一位はがん(悪性新生物)であることも踏まえ、区民の健康づくりを推進していくための取り組みが進められています。

例えば、路上喫煙の防止や公共施設での分煙化の推進はルールやマナーだけの問題ではなく、受動喫煙の機会を減らすことによる人々のがんの予防にもつながる対策です。また、がん検診の受診率の向上に向けても、区内医師会への委託を活用し、自宅近くの医療機関においてがん検診が受けられるようにしたり、土日など休日でもがん検診を受診できる施設を増やすなど、区民がより検診を受診しやすい環境の整備に力が注がれています。

一方で、課題もあります。公共施設の一つである公園での喫煙については、分煙スペースがあっても、受動喫煙の原因となるたばこの先から出る煙、副流煙が限局的にその近辺に集中してしまうため、子育て中の方からは「子供を安心して公園で遊ばせることができない」という声や、近隣住民の方からは「換気口から屋内に入ってくる空気がたばこの臭いになっている」といった声を聞く機会が増えています。またがん検診についても、本区で把握できる受診率はあくまでも自治体がおこなう検診のみであり、個人で人間ドックを利用したり、職域での健診にがん検診も含まれていたりするケースについては正確には把握できません。

 そこで今回は、5カ年計画の実施途上にある「改訂 健康千代田21」の到達目標に対して、現段階でどのような達成状況にあるのか、残る期間で目標を達成するためにどのような対策を講じていくのかを確認するための質問をおこないました。

神田祭を終えて

2015/10/25 8:07 に 早尾恭一 が投稿   [ 2017/01/01 4:18 に更新しました ]

 私の住む神田和泉町町会でも、例年、神田祭に向けての実行委員会が組織され、打ち合わせや会議を年明け早々から何度も重ねます。4月に入ると、奉納板の設置や大神輿の組み立てなどの大仕事も入ってきて、ゴールデンウィークをめどに取りかかります。週末にお祭りを控えた5月の第2週は、神酒所の設置や御霊入れの準備など、平日も日中から町会の役員さん方が奔走してくださり、会社勤めの人も休みを取ったり、自営業の人は仕事を出たり入ったりといった状況で町会内に人が集まり、それで祭り前はいつもにも増してまちに活気があるように感じるのかもしれません。

 そんな中で、私はいつもいくつかの役をいただくのですが、毎年変わらず拝命するのは、お神輿の御霊入れの儀にお供え物を盛る役です。以前は私の父がずっとその役を担当していたこともあり、息子だからできるだろ、という周囲の妙な期待(?!)にも逆らえず(^^;)、ありがたくさせていただいています。お供え物は、鎮守の神への感謝の気持ちを込めつつ、ご神事の間、決して崩れることのないよう、さまざまな種類の野菜と果物を三方の上にしっかりと飾らなくてはなりません。形、色、味、香りなどそれぞれ持ち味の違うもの同士をバランスよく組み合わせながら盛る作業は、いろんな人間が、それぞれの個性を活かし合い、持ちつ持たれつ協力し合う日々の町会での暮らしを象徴しているようにも思えます。

 再開発が進む中、高層の建築物が次々と周辺に増えていき、わが地域の風景も一昔前とは随分変わってきました。そのような変化の激しい地域において、いつまでも変わらないものをつないでいくこと、伝統を守り続けていくこと、そしてそれを通した人と人とのつながりを祭りが培ってくれている。祭りの季節が来るたびに、そう実感しています。

7日間の選挙戦を終えて ~心より感謝~

2015/04/29 16:44 に 早尾恭一 が投稿   [ 2017/01/01 4:19 に更新しました ]


 4月19日告示の千代田区議会議員選挙。4月26日投開票がおこなわ
れました。

 投票率は、47.97%。当日有権者数44,202人。投票者数21,203人。現職17人、元職1人、新人7人が当選しました。

 感謝の気持ちを決意に代えて。初心を忘れず、これからも全力で区政発展に取り組んで参ります。今後とも一層のご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

 ご支援ありがとうございました。

千代田区議会議員 は や お 恭 一

第1回定例議会での代表質問要旨

2015/04/17 10:29 に 早尾恭一 が投稿   [ 2015/04/29 16:50 に更新しました ]

https://sites.google.com/a/hayao.jp/official-web-site/Column/di1huidingliyihuidenodaibiaozhiwenyaozhi/HP%E4%BD%BF%E7%94%A8%20%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E5%8D%83%E4%BB%A3%E7%94%B0%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E5%A0%B1%E5%91%8AVol30_F%E6%97%A9%E5%B0%BE%E3%81%95%E3%82%93.jpg
 平成27年第一回 区議会定例会において、新しい千代田を代表して質問をさせて頂きました。
今回は、大きく分けて次の3つの視点からの質問です。

■一つ目は、「基本計画の改定」と予算編成の時期を鑑み、本区における基金の再編と今後の財政運営について、
■二つ目は、地域包括ケアシステムの構築にあたり、高齢者における医療と介護の連携について、
■三つ目は、コミュニティサイクルの現状を踏まえ今後の、自転車施策について  の以上の3点です。

※質問要旨は上記の画像をクリックして下さい。)

1-10 of 21